10月から、新規事業を行う。
帰省も兼ねて、心身を清めるため?湯殿山を参拝してきた。
湯殿山というと、角川映画の「湯殿山麓呪い村」を連相し、漠然と恐ろしいイメージだったが、実際に行ってみると、信仰の山として名高い厳かな空気を纏い、修験道ということもあるので、何十人もの修験者が行き交い、自分が第三者でありながらも気持ちが巻き込まれちゃって、こっちまで心身が引き締まる思いがしてしまった。
山形には、出羽三山と呼ばれる信仰の山(羽黒山、月山、湯殿山)があり、湯殿山はその奥宮とされるらしい。
江戸時代には、西の伊勢詣りに対して、出羽三山奥詣りと称して、両方をお参りすることが重要な「人生儀礼」の一つとされていて、全国からの参拝者で賑わっていたそうだ。
そして、いよいよ参拝。
驚いたのは、本宮を参拝するために、みんな裸足になる。ストッキングを履いたオネーちゃんやおば様も全員裸足になって、御祓いを受けなければ、本宮には入れない。
更に、御祓い場では、お守りと小さな人形(ひとがた)を受け取り、御祓いの後に紙の人形(ひとがた)に息を吹きかけ、渓流に流す。
我が身の穢れを人形に移す儀式なのだそうだ。
その様子は、「千と千尋の神隠し」の中で、銭婆がハク(竜の姿)を追って飛ばした人形(ひとがた)の紙が、次々と海に落ちていくシーンがあったのだが、そのシーンにそっくりだった。
本宮については、「語るなかれ」「聞くなかれ」という言い伝えがあり、撮影も禁止されている。なので、機会があれば、是非体験して欲しいと思う。
偶然だったのは、今年で本宮開山1400年の節目にあたり、御神体より流れる御神湯に足を浸す場所が設置されていた。(きちんと解説しないとバチがあたりそうなので書いたが、いわゆる足湯が楽しめる場所)
というわけで、伊勢詣りにも行った私は、新規事業の成功間違いなし!?(W)
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